とにかく☆ヨ助のデジタルタトゥー

とにかく☆ヨ助のブログです。日常と音楽の話をします。

ハレ舞台と筋トレのケ

 こんにちは、とにかく☆ヨ助です。新社会人になって○ヵ月が過ぎ―、みたいな書き出しを使い続けて3か月になりました。先月の記事でも書いたのですが、ここ最近は長い社会人生活における初速度と継続的に出せる平均速度の違いや、「プライベート」として公的な領域から切り離されてしまった楽しみの数々について思いを馳せる日々を送っています。

 

 私は関西の某法人で介護職員の仕事をやっているのですが、今月は同期が辞めるとか早退が増えたとかいう噂を聞いていよいよ社会の荒波が自分の目の前まで迫ってきた気分です。もっとも、辞める同期に関してはもともとやりたいことがあり、そのための貯金づくりとして就職した面もあるようなので一概に悲しいニュースとは言えませんが。

 

 私も辞めたいと思うほどではないのですが、だんだんと職場の中で一人前として振舞わなければいけない場面も増えてきて、肉体的にも精神的にもこれまでとは違ったハードさを感じています。私の仕事では業界の構造的な問題として慢性的な人手不足というのが挙げられるのですが、私の職場でも大きく不足しているわけではないものの人員的にはかなりギリギリです。

 

 そうなると、業務量もさることながら一人一人が担うべき責任の量も多くなるわけで、肉体労働もこなしながら頭の方もしっかりと回転させなければならなくなります。私、不肖ながら中高と進学校に通い大学は某有名国立大学に現役で入学し、勉強に関しては少なくとも平均以上の出来であるつもりだったのですが、それはあくまで静かに机に向かっている時の話で、30kg~60kgの物体を持ち上げる運動をしながら利用者さんに気を使い、さらに施設での生活や利用者さんの健康状態に付随する諸々の業務をこなすことは容易ではありません。単純にまだ慣れてないということを抜きにしても、冷静に考えればなんてことないような判断でミスを犯してしまうこともままあります。

 

 それに加えて、先ほども述べたように職場の中で一人前として頭数の計算をされはじめ、まだまだ初心者に毛が生えた程度の自分の処理能力が追い付かずに残業をすることもしばしば。今までやっていた家事をやる気になれず、洗濯物を溜めたり自炊を諦めたりする日も出てきました。

 

 ただ、それでも楽しいことがない訳ではありません。正社員としての財力を使って長年行きたくてもいけなかった女装サロンにいって写真撮影をしたり、大学時代のサークルの友達と爆踊りしたりと、遊びの方の質も学生時代と比べて高くなっている感があります。また、このブログの記事も毎月2本という目標を何とか達成でき、長編記事の執筆にも着手し始めたところです。

 

 社会人になって3か月が経ちました。ペースをつかんだというにはまだまだ早く、学生時代に漠然と抱いた目標に手を届かせるには一層の努力が必要だと感じています。今は日々、筋トレの気持ちで生きています。